人気番組の『アナザースカイ』(日本テレビ系、木曜深夜0時59分)が、2021年9月末で終了することが分かりました。
2008年10月に始まって以来、様々な芸能人の方の、普段見せない表情などを知ることができる番組として高い人気を維持してきました。
国内外のロケが中心の番組であるため、コロナで移動や人との接触が限られる状況が終了の理由として大きいと言われていますが、本当のところはどうなのでしょうか。
また、番組をいつも楽しみにしているファンの反応はどうなのでしょうか。
パート3として再スタートした2021年。13年の歴史に幕
『アナザースカイ』は、2008年10月に今田耕司さんと宮尾俊太郎さんを初代MCに、様々なゲストを迎え、ゲストが思い入れのある土地を訪れ、人生を深堀していく番組内容でスタートしました。
「海外にある第二の故郷」をテーマに、主に海外のロケと、スタジオでのトークで、ゲストの人生の原点や、思い出を振り返る中で、普段見られないような内面に触れることができる貴重な番組でした。
その後、MCは今田耕司さんが固定で務め、アシスタントとしてもう一人の方が代々替わっていく形になりました。
2019年4月からは『アナザースカイⅡ』として「夢の数だけ空がある」をテーマにリニューアル。広瀬アリスさんがアシスタントMCを務めていました。
2020年からは、以前に収録したものを振り返ったり、国内で撮影したものを放送する形に変わっていきます。
2021年4月からは、放送枠を変更し、『アナザースカイ』と名前を戻してパート3として再スタートし、8月からはアシスタントMCに、かつてE-girlsで活躍された佐藤晴美さんが登場するようになりました。
そして2021年8月31日の報道で、9月末に終了することが分かりました。
アナザースカイが終了する理由。ロケ中心でも継続する番組があるのはなぜ?
終了について、関係者は「コロナの影響で海外ロケができなくなったのが大きな要因です」と答えています。
2020年から、日本でも感染拡大による緊急事態宣言が何度も発出され、特にロケのウエートが高い番組には大きな影響が出ていますね。『火曜サプライズ』『ダウンタウンなう』『夜の巷を徘徊しない』なども終了となり、『噂の!東京マガジン』もBSへの移動となってしまいました。
ただ、ロケ中心の番組でも生き残っているものがあります。『ぴったんこカン・カン』『バナナマンのせっかくグルメ!!』などです。
では、このような状況でも生き残る番組との違いから、継続ができなくなる理由を掘り下げてみましょう。
大きな理由として考えられるのは、スタッフだけでロケができるかどうかという点です。
スタッフだけでロケができる番組は、ロケの人数も最小限に抑えられ、タレントにリスクを負わせなくて済みます。また、アポなしで訪問する場所が出てくるようになると、リスクが高くなるため、それも継続困難になる理由となります。
終了してしまった番組は、いずれも、大物タレントの方が直接ロケに行くものでしたので、その辺りの理由も大きかったのではと考えられます。
ただ、『アナザースカイ』に関しては、海外ロケが中心であったので、昨今の事情ででロケ自体ができなくなったことが最大の要因であることは変わりないですね。
アナザースカイの放送終了に、ファンの反応は?
アナザースカイが9月末で終了することが分かり、ファンはどのような反応をしているのでしょうか。ネットで声を拾ってみました。
『アナザースカイとか、おしゃれイズムとか、昔からあったなーって番組がどんどん終わってく』
『アナザースカイ終わるんや、、、 一回くらい出たかったわ』
『再放送でもいいから、コロナ落ち着くまでそのまま存続してほしかった…。好きな番組なのに…。』
『海外ロケ行けないから仕方ないのかなとも思いつつ、また復活することを願います。』
『アナザースカイが終わるならイッテQもそろそろやばいんじゃない?』
『いつか推しに出演してもらいたかったなー』
まだ続けて欲しい、復活して欲しい、という声は多いです。他の長寿番組の終了も惜しんだり、終了を危惧する声もありますね。
海外ロケができるようになって、復活するといいですね。
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