東京パラリンピック無観客でチケット払い戻しに。返金いつ、どのような方法で？

2021年8月16日、東京五輪・パラリンピック組織委員会、東京都、政府、IPC（国際パラリンピック委員会）の4者会談で、パラリンピック大会を無観客とする決定がされ、8月17日、組織委員会は、チケット払い戻しに関する会見を行いました。

日本の多くの地域で緊急事態宣言が発せられる中、パラリンピックの聖火リレーも行われており、混とんとした状況の中で、いろいろな決定が進んでいます。

対象となる、販売済みの一般チケットは77万枚にも及びます。いつどのように払い戻し、返金がされるのでしょうか。

東京パラリンピックで無観客となった全競技の紹介と会場の場所

東京パラリンピックは、開会式のある8月24日から、閉会式の9月5日までの12日間の日程で行われ、22競技539種目がありますが、すべてにおいて無観客となりました。ただし、「学校連携観戦プログラム」については、東京、千葉、埼玉、静岡の1都3県で、希望者のみで実施されます。

今回のパラリンピック種目と、会場を確認します。

以上のようになっています。東京以外にも、千葉、埼玉、静岡に会場があります。

この度の無観客の決定前には、静岡は有観客で、という話もあったようですが、全競技に適用となりました。

パラリンピックのチケット購入に際しては、Visa払いと現金払いの支払い方法がありました。

決済手段によって返金方法が異なるので、まずはVisa払いの場合を見てみます。

Visa払いの場合は、申請は必要ありません。

購入時に使用したVisaカードに、自動的に返金されます。

日程については、大会終了後順次、ということになっており、具体的な期間は設けられていません。

公式チケット販売サイトのマイチケット上では、「入場不可／無効」という表示になり、ダウンロードできないように処理してあります。

購入時、現金払いの決済手段を選択した場合は、手続きが必要になります。

後日、返金先となる金融機関の口座の登録を求められるので、それに従って、口座の登録を済ませましょう。

2021年8月18日現在、いまだ「後日」ということになっており、いつから登録を求められるようになるかは不明です。返金の日程に関しても、Visa払いの方同様、大会終了後順次、となっています。

パラリンピックチケット購入サイトを定期的にチェックするようにしておきましょう。また、購入時に登録したメールアドレスに届くメールにも気を付けておきましょう。

日本では、コロナの状況がこれまでで最悪になっている中での開催ということで、賛否も分かれ、楽しみにしていた観戦者にとっても、選手にとっても難しい大会となってしまっていますね。

無観客という形でも、開催自体は決定事項だと思うので、とにかく皆さんの健康を祈りながら見守るしかありませんね。