2021年5月22日(土)夜11時から、ドラマ『泣くな研修医』第5話が放映。(テレビ朝日にて)
原作は中島佑次郎さんの小説『泣くな研修医』。現役医師の中島さんならではのリアリティ溢れる描写も注目です。
第4話では、余命の短いがん患者、まだ容体が不安定な拓磨に対して、真実をそのまま伝えるべきか葛藤する隆治や、同期の研修医の姿が描かれました。相手を思いやる嘘は「優しい嘘」で、ついていい嘘になることがある、という話もされます。第4話あらすじはこちら。
第5話では、隆治が担当するがん患者、石井のために、最後の外出チャンスを作ります。石井が生きているうちにやりたかったこととは。
※ネタバレ注意※
『泣くな研修医』第5話あらすじ。末期がんの石井からの頼み事
一時は容体が悪化した石井(須賀健太)でしたが、再び安定しました。隆治が屋上に連れ出してあげると、人に見られたくない個人情報だと、石井から箱を託される隆治。
隆治は、石井のために、佐藤(木南晴夏)に相談して外出許可を得ますが、佐藤によると、これが最後のチャンスだとのことです。隆治が付き添う予定でしたが、まだ腸が動いていない拓磨(潤浩)が嘔吐してしまったため、手が離せなくなり、石井にはくるみ(恒松祐里)が代わりに付き添います。
石井が生きている間にやりたかったことは、どれも普通のことばかりですが、大切に時間を過ごします。隅田川を散歩したり、神田明神にお参りしたり、お茶したり。
そんな中、入院患者で、健康オタクの徳田(清水ミチコ)が、外国人に何やらDVDを渡しているところを川村(野村周平)が目撃します。怪しむ研修医たちですが、面倒見のいい徳田が、日本の健康番組はよくできているからと、日本で大変な思いをしている外国人に、お勧めのDVDを見せてあげていたのでした。
石井が、外出の最後に選んだのは、徳田に、お菓子を持ってお見舞いをすること。徳田は涙を流しながら喜びました。
今回のお話は、かなり原作にない部分が付け足されていますね。石井は、第4話で胃管を入れますが、その後は改善することなく最期を迎えますし、徳田は、存在自体ありませんでした。『泣くな研修医』の原作小説は、かなり重めの医療小説ですが、ドラマ版は少し明るく作られているので、その文脈で足された演出なのでしょうね。
『泣くな研修医』第5話を観ての感想や反応を調査!
第5話を観ての感想・反応をネットで拾ってみました。
『病気になると、普通のことが夢になるんですね』
『1分に1ツッコミ入れながら見てる』(研修医らしき視聴者)
『マジ毎回、泣いちゃうわ』
『泣くな研修医で泣く27歳』
『今日いいお話だったな』
余命の短い石井のために、皆でいい時間を過ごせるように考える様子や、徳田との触れ合いなど、優しい気持ちになれるお話でしたね!
隆治の同期研修医・滝谷すばるを演じる榎本時生に注目!
前回はキャストの野村周平さんに注目しましたが、今回は榎本時生さん!
榎本時生(えもとときお)(本名同じ)
生年月日:1989年10月17日(年齢31歳。2021年5月現在)
出生地:東京都
血液型:O型
身長:176㎝
和光高校卒
2003年 映画『すべり台』(主演/2005年公開)のオーディションに合格し、デビュー
2008年 第2回松本CINEMAセレクト・アワード最優秀俳優賞を受賞
趣味:映画鑑賞、ゲーム、ベースギター
特技:野球
ツイッター←何年も更新していません
インスタグラム←何か月か更新していません
お父さんは、言わずと知れた俳優の柄本明さんですね。お母さんは女優の故・角替和枝さん。お兄さんは俳優の柄本佑さんで、佑さんの奥さんは女優の安藤サクラさん。時生さんの奥さんも女優の入来茉里と、まさに芸能一家ですね。
母の和枝さんが、沢田研二さんが好きで、息子に「トキオ」とつけようとしていたところ、長男の佑さんは「トキオ」という感じでなかったため、次男の時生さんに付けられました。さすが芸能一家。
2010年にはドラマ『Q10』では柄本明さんと親子役で、2011年には連続テレビ小説『おひさま』で和枝さんと親子役、安藤サクラさんと夫婦役での出演もされています。
高2からアルバイトをしていた下北沢の居酒屋『前菜坊 風神』には、まだ籍を置いているそうです。もしかするとお店で会えるかも知れませんね!
今回の出演に関して、原作を読んで、医療現場の難しい塩梅もしっかり描かれていて、これまでの医療ドラマとは違うと感じたようです。役のことを考えすぎて分からなくなってしまうことがあるので、場の雰囲気を感じて演技したいとおっしゃっていました。
オープニングでキャストの皆でのダンスがありますが、柄本時生さんはダンスが苦手なので、白濱亜嵐さんに助けてもらうつもりだ、とのことでした。指導はうまくいったのですかね。
柄本時生さんの、場の雰囲気に合わせた演技というところも見どころですね。
第6話も楽しみです!
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