ちびまる子ちゃんが舞台化されるが、2.5次元とは?意味や歴史

人気アニメ『ちびまる子ちゃん』が今年、2021年で原作35周年を迎えるということで、記念企画がスタートしました。

その一環で同作初の舞台化プロジェクト『ちびまる子ちゃん THE STAGE』も始動。

設定は、高校生になった3年4組の男子たち高校生活を描いたものになるそうで、来年冬の公演を予定しています。

2.5次元の舞台ということで話題になっていて、制作を手掛けるのも2.5次元の舞台では代表的なプロダクションの『ネルケプランニング』

近年は盛り上がりを見せている2.5次元の世界。まだまだ聞きなれない人も多いと思いますので、調べてみましょう。

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2.5次元とは?アニメの舞台化は2.5次元で、実写化は違う?

2.5次元とは、漫画・ゲーム・アニメなど2次元の世界を3次元の俳優さんたちが舞台やミュージカルで再現したものです。

2次元の世界のファンが楽しむコスプレも、最近はレベルが高くて、本当にその漫画・ゲーム・アニメの世界から飛び出してきたような再現度に驚きますよね。

ただ、それも2.5次元と言っても良さそうに思えますが、実際に使われている意味は、2次元の世界を舞台・ミュージカルで再現したもの、とされているようです。

アニメを映画などで実写化するのは、2次元での表現なので、別物になります。

人気の2次元のキャラクターが、舞台の俳優さんたちが磨き抜かれた演技で、3次元の世界に現れるので、新たな魅力を提供してくれるものだと思います。

2.5次元ミュージカル・舞台の歴史は?さきがけはなんと宝塚!

2.5次元のミュージカル・舞台を調べると、今では沢山見ることができ、『2.5次元俳優ランキング』『2.5次元アイドル』などのワードも検索に出てきます。

2.5次元の舞台はいつ頃登場したものなのでしょうか。

それは、1974年に宝塚歌劇団が上演したミュージカル『ベルサイユのばら』が始まり。

確かに、『ベルばら』は宝塚歌劇団の有名な舞台の一つですよね。

その頃は2.5次元という呼ばれ方はしませんでしたが、2003年の『ミュージカルテニスの王子様』がヒットしてから、2.5次元という呼ばれ方が定着し始めました

現在では2.5次元ミュージカルと呼ばれる舞台は増えて、2014年には『日本2.5次元ミュージカル協会』が設立され、品質向上・海外発信に努めています。

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人気の2.5次元ミュージカル作品は?初心者はまずこれから

人気が高まっている2.5次元ミュージカル作品ですが、そのなかでも人気が高いものはどういったものでしょう。

ランキングサイトで、『2.5次元ミュージカル・舞台おすすめ人気作品ランキングTOP20』が発表されていますので、そのなかのTOP3を紹介します。全ランキングはこちら

<1位>

『テニスの王子様』

通称『テニミュ』。2.5次元ミュージカル界の定番的な名作となっているようです。

2.5次元ミュージカルに興味を持たれた方は、まずはこれを観て欲しい、という声が多いですね。斎藤工さん、城田優さんなども、ここから羽ばたかれていったそうですよ。

<2位>

『刀剣乱舞』

ゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』の2.5次元版

舞台、ミュージカルの2バージョンがあります。舞台は『刀ステ』、ミュージカルは『刀ミュ』と呼ばれています。

どちらも演出、役者さんなど持ち味があり、ともに人気となっています。

<3位>

『鬼滅の刃』

舞台での再現で通称『キメステ』

「再現できるの?」と思って観た方も、驚くほどの再現度と、美しい演出、歌の素晴らしさなどで、感動したという声が多いようです。


今まで興味なかったという人でも、一つ観てみる価値はありそうですね。

また、ちびまる子ちゃんの世界観もどのように表現されるのか、今から楽しみになってきましたね。

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