2021年10月4日に、日本女子オープン選手権で初めてのメジャー制覇を果たし、賞金ランキングでも7位に上昇した勝みなみさん。
2014年、高校1年生ながらバンテリンレディスオープンで優勝し、アマチュアながらJLPGAツアー史上最年少優勝という記録を作られてからも、着々と実績を重ね、公式戦でも念願の優勝となりましたね。
勝負事には縁起の良い『勝』という苗字からも、何か持ってそうな感じを受けますよね。
『勝』といえば、勝海舟、勝新太郎など、ビッグネームが連想されますが、実際、勝海舟と関係があるのか聞かれることがあるそうです。
勝みなみさんは勝海舟の子孫なのか、チェックしてみましょう。
勝みなみは勝海舟の子孫か?ネット上でも話題に。
勝海舟といえば、坂本龍馬も師事した幕末の重要人物で、明治政府でも要職を歴任した、誰もが知る、歴史に残る方ですね。
ゴルフで大成した勝みなみさんを見ると、やはりビッグな有名人同士ということもあって、関係があるのでは、とつい考えてしまいますよね。
ツイッターなどでは、『勝海舟の子孫なのかな?』などと話題になることがあり、ネット上でも気になって調べる方がいるようです。
ただ、勝みなみさんの家系は、かなり古くの代から鹿児島で、一方、勝海舟は曾祖父が新潟から江戸に出てきて以来、江戸に住み着いた家系のようなので、そこを見るだけでも、残念ながら関係はなさそうですね。
勝みなみさんご本人も、ご家族から、先祖のことについて聞いていらっしゃるようですし、また、勝海舟に関しては、その子孫は現在5代目、6代目という感じで、ある程度つながりが分かっていることが多いようです。以下で確認してみます。
勝みなみの祖先は源平合戦ののちに鹿児島に住み着いたのが始まりか
勝みなみさんは、『勝』の家系について、幼少期にお祖母さんから聞いていました。
それによると、勝さんのルーツは元々、平家に仕えた武士だそうです。
源平の戦いに敗れたため、鹿児島まで落ち延びたものの、平家の落人への取り調べが厳しかったため、果ては離島まで逃れていったそうです。
そして再起を図る際に、もう2度と戦いに負けないように、『勝』という姓を名乗るようになったとのことです。
凄いエピソードですね。まさに戦いに勝つことを運命づけられた家系という感じです。
源平の戦いというと、1180年代ですよね。すると、勝みなみさんのご先祖は、800年以上前から鹿児島に住んできたということになります。そういう歴史を感じながら育ってきたというのも、勝負事に当たってブレないものを生み出しそうな気がします。
勝海舟の子孫は現在どうなっている?家系図をチェック!
一方、勝海舟は、先に述べたように、曾祖父が新潟から江戸に出てきて以来、今の東京に住み着いたようですが、その後、子孫はどのように世代を受け継いでいったのでしょうか。
勝海舟の子どもたちは若くして亡くなった方が多いようですが、それでも、その後も世代は繋がり、現在、メディアで名前の出てくる方では、フリーライターの高山みな子さんという方がいらっしゃいます。
高山さんは勝海舟の玄孫に当たるそうで、現在は勝海舟に関する著述、講演なども行い、『勝海舟の会』顧問を務められています。ちなみに、その会の名誉会長は、勝海舟の曾孫、勝康さんです。
勝海舟から現在に連なる家系図を調べられている『レキシル』という歴史専門サイトがありますので、そちらもご参考ください。
勝海舟の子孫の方々もいろいろな形で現在もご活躍中なのですね。
いつか勝みなみさんと会われるようなことがあったら楽しいですね。
というわけで、勝みなみさんと勝海舟は関係がないということが分かりましたが、勝みなみさんの先祖について、勝海舟の子孫について、分かったことがあって面白かったと思います。これからは勝みなみさんがゴルフ界で歴史を残していくのを見守っていきたいですね。
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