栗林良吏、抑えのエースで新人王獲得へ。沙耶夫人や大学恩師も応援

広島東洋カープドラフト1位ルーキーの栗林良吏投手は、開幕戦で早くも抑えでデビュー。見事初セーブを記録しました。ルーキーで開幕守護神を託されるのは、2003年の永川勝浩以来18年ぶり

開幕前から、セ・リーグの新人王候補筆頭としての呼び声高い栗林良吏投手。

2021年4月7日時点で5試合に登板し3セーブと、新人王セーブ王も狙える好発進を見せていますが、このままタイトル獲得に向けて記録を伸ばしていくことはできるのでしょうか。

また、2020年に結婚したばかりの沙耶夫人からの期待、出身の名城大学の恩師からのアドバイスなどにも触れていきましょう。

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栗林良吏のプロフィール!大学ではノーヒットノーラン達成も指名なし

栗林良吏投手のプロフィールです!

栗林良吏(くりばやしりょうじ)
生年月日:1996年7月9日(年齢24歳。2021年4月時点)
愛知県愛西市出身
血液型:A型
身長・体重:177㎝・80㎏
投球・打席:右投・右打
ポジション:投手
愛知黎明高校卒
名城大学卒
トヨタ自動車
2020年 プロ野球ドラフト会議で、広島東洋カープから1位指名
背番号:20
インスタグラム

栗林良吏投手は、名城大学山内壮馬監督に出会ってから急成長。ご本人も、山内監督の指導を受けているうちに、プロ野球選手になりたいという気持ちが高まっていったと話されています。

山内壮馬さんと言えば、名城大学から、2007年に中日ドラゴンズのドラフト1位指名を受けてプロ入りした、元プロ野球選手です。栗林良吏さんと同じ投手でした。2012年には、10勝7敗、防御率2.43という好成績を残すも、翌年は右ひじ手術を受けるなど、故障で成績が伸びず、2016年を最後に引退されました。

大学1年時から登板し活躍を栗林良吏投手ですが、3年時には、ノーヒットノーランも達成します。

栗林良吏投手は、山内監督の目の前でドラフト指名を受けて恩返しをしたいと考えていましたが、大学ではドラフト漏れとなり、非常に落胆されていました。しかしトヨタ自動車での活躍が認められ、広島東洋カープからのドラフト1位指名で、山内監督への恩返しにもなったと喜びました。

山内監督も、自分がもう一度プロに入り直したようでうれしいと語っており、これからの栗林良吏投手の活躍を心から期待しているようです。

一度は、ドラフト漏れという経験で、どん底を味わったと思いますが、そんな栗林良吏だからこそ、プロ野球の世界では心折れずに頑張って行けそうですね。

新人王獲得に向け好発進!フォークに磨きがかかり、セーブ王も狙えるか

オープン戦では、4試合に投げ、打者15人に対して被安打2、失点0、セーブ1と、抑えの柱としてしっかりアピール。

レギュラーシーズンでは、2021年4月7日までで5試合に投げ、打者16人に対して被安打1、失点0、セーブ3と好発進。新人王候補筆頭という前評判通り、素晴らしい成績を出しています。

この調子で行けば、新人王だけでなく、セーブ王も狙えるのではないでしょうか。

最速153kmの回転の良いストレートに加え、カーブ、フォーク、カットボールといった球種も、すべて高い水準を誇り、特に、広島東洋カープの練習に入ってからは、永川コーチの指導でフォークの落差に磨きがかかりました。

チーム内には、昨年新人王の森下暢仁投手もいますが、実は森下投手は栗林良吏投手と『侍ジャパン』大学代表として共に戦った仲。代表時代には相部屋になったこともあったそうです。身近に良いライバル、お手本がいるというのも、新人王獲得に向けて心強いですね。

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昨年結婚した沙耶夫人の支え。大学恩師・山内監督からのアドバイス

栗林良吏投手は、2020年7月に大学の同級生だった沙耶さんとご結婚されています。大学時代からのお付き合いで、ドラフト指名漏れの時の苦しみも分かち合い、苦楽を共にした強い味方ですね。

広島東洋カープに入団してからは、単身赴任でしたが、2021年3月からは沙耶さんも広島に引っ越し、2人での生活が始まりました。プロ野球選手は、結婚相手によっても成績が大きく変わると言いますから、すでに万全の体制ができている栗林良吏投手は、活躍間違いなしですね。

沙耶さんも、「1年間、1軍にいてたくさん投げて欲しい」「新人王は獲って欲しい」と、全面的に応援する気持ちを話されています。

もう一人、強い味方は名城大学・山内監督。プロで投手として活躍した監督だからこそできる指導があって、栗林良吏さんもこれほど成長できたのだと思います。

山内監督は「めちゃくちゃ楽しみが増えた」と、これからの栗林良吏の活躍を楽しみにしています。

山内監督はプロで活躍するためのアドバイスとして、「言葉では言い表せないくらいの緊張をするが、緊張を受け入れることが大事」「勝ち試合もあるが負け試合も大事。負けても、食らいついていく姿勢を見せることで信頼を勝ち取る」というお話をされていました。

栗林良吏さんのプロ生活でも、こういった言葉が生きてくるのでしょう。まずは今年、新人王獲得なるか、注目ですね!

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