『笑ってはいけない』『紅白歌合戦』歴代視聴率比較の推移と出来事

2021年9月20日、日本テレビは、同局の大みそか恒例お笑い特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ』休止し、2021-2020に関しては、新たなお笑い特番を6時間の生放送で企画する旨を発表しました。

『笑ってはいけない』といえば、大みそかの、NHK紅白歌合戦の裏番組では一番人気を誇っていたおなじみのバラエティ番組でした。

『笑ってはいけない』自体は2003年からありましたが、大みそかに固定となったのは2006年で、2010年から2020年までの11年間、紅白歌合戦の裏番組では民放最高視聴率No.1を連続で取っていました。

大みそかのシリーズとして15回続いた『笑ってはいけない』ですが、開始からの視聴率の推移を、NHK紅白歌合戦との比較で見てみたいと思います。また、年によって話題になった出来事もピックアップしてみます。

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『笑ってはいけないシリーズ』歴代視聴率の推移。サブタイトルと共に

それでは、2006年の開始からの歴代視聴率推移を見てみましょう。各回のサブタイトルも一緒に並べておきます。

放送年サブタイトル第1部第2部
2006警察24時10.2%なし
2007病院24時12.4%なし
2008新聞社24時15.4%なし
2009ホテルマン24時16.4%15.4%
2010スパイ24時15.3%14.3%
2011空港24時18.7%16.6%
2012熱血教師24時16.8%16.5%
2013地球防衛軍24時19.8%17.2%
2014大脱獄24時18.7%16.0%
2015名探偵24時17.6%15.3%
2016科学博士24時17.7%16.1%
2017アメリカンポリス24時!17.3%16.3%
2018トレジャーハンター24時!14.3%12.8%
2019青春ハイスクール24時!16.2%14.6%
2020大貧民GoToラスベガス24時!17.6%14.1%

2013年の19.8%は凄いですね。これは私も観た記憶があります。

ピークより視聴率が下がったとはいえ、高視聴率を維持していますね!

NHK紅白歌合戦の、同じ年の視聴率推移は。各年の司会も紹介

NHK紅白歌合戦の歴代視聴率を、『笑ってはいけないシリーズ』が放送された2006年からの年について見ていきましょう。各年の司会者も紹介します。

放送年司会者(紅・白)前半後半
2006仲間由紀恵・中居正広30.6%39.8%
2007中居正広・笑福亭鶴瓶32.8%39.5%
2008仲間由紀恵・中居正広35.7%42.1%
2009仲間由紀恵・中居正広37.1%40.8%
2010松下奈緒・嵐35.7%41.7%
2011井上真央・嵐35.2%41.6%
2012堀北真希・嵐33.2%42.5%
2013綾瀬はるか・嵐36.9%44.5%
2014吉高由里子・嵐35.1%42.2%
2015綾瀬はるか・井ノ原快彦34.8%39.2%
2016有村架純・相葉雅紀35.1%40.2%
2017有村架純・二宮和也35.8%39.4%
2018広瀬すず・櫻井翔37.7%41.5%
2019綾瀬はるか・櫻井翔34.7%37.3%
2020二階堂ふみ・大泉洋34.2%40.3%

さすが国民的人気番組、前半は35%前後、後半は40%台で推移していますね。

魅力的な裏番組がいろいろあっても、人気は根強いですね。

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『笑ってはいけない』『紅白歌合戦』で話題となった出来事

『笑ってはいけない』が放送された年で、両番組で話題になったことをいくつかピックアップしてみました。

2007年:『笑ってはいけない』で、蝶野による山崎のビンタが導入された
    『紅白歌合戦』で、AKB48が初出場

2010年:『笑ってはいけない』で米良美一さんが金太郎姿で登場
    『紅白歌合戦』で、NHKドラマの主演女優が司会を務めることが定番化する

2011年:『笑ってはいけない』で、CAとして勤務という設定で、全員女装
    『紅白歌合戦』で、東日本大震災の被災者応援のため、東北出身歌手が出演

2013年:『笑ってはいけない』で、広島カープの前田健太選手が登場
    『紅白歌合戦』で、北島三郎さんが卒業

2014年:『笑ってはいけない』で、大量のピカチュウが登場
    『紅白歌合戦』で、サザンオールスターズがサプライズ出場

2018年:『笑ってはいけない』で、今年話題のDaiGoさんも出演
    『紅白歌合戦』で、桑田佳祐さんと松任谷由実が奇跡の共演

2020年:『笑ってはいけない』で、元SMAPのメンバーや、政治家の石破茂さんが出演
    『紅白歌合戦』で、史上初の無観客開催

どちらの番組も、毎年沢山の芸能人が出演され、いろいろな話題を提供してくれたので、ここでは挙げきれませんが、いくつか振り返るだけでも楽しいですね。

2021年の大みそかは、『笑ってはいけない』を見ることはできませんが、後継の番組も楽しみですし、紅白歌合戦の出場者の予想なんかも気になりますね。

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