2021年10月4日には、日本女子オープンで初めてのメジャー制覇を果たし、2020-2021シーズンの賞金獲得総額は1億円突破、賞金ランキングは7位へ一気に上昇した勝みなみさん。
2014年に、高校1年生でバンテリンレディスオープンにて史上最年少優勝を果たすと、着々と実力を伸ばし、ついにメジャー大会でのタイトルとなりました。
今シーズン2勝とし、勢いに乗る勝みなみさんですが、プロ野球の阪神ファンとしても知られています。
阪神タイガースも、2021シーズンは優勝争いを演じていて、勝みなみさんの勝利にあやかりたいところですね。
勝みなみさんの阪神愛は、お祖父さんからの影響が強いようです。
阪神ファンの勝みなみさんにとっては、阪神タイガースから始球式のオファーがあったら大喜びだと思うのですが、そろそろあるのでしょうか。
勝みなみをゴルフと阪神タイガースの世界に導いたのは祖父の龍作
勝みなみさんがゴルフを始めたのは6歳のとき。祖父の市来龍作さんが、「孫と一緒にゴルフをやりたい」という気持ちで教え始めたのだそうです。
教え始めて半年で龍作さんと同じくらいの腕前になってしまったというのだから驚きです。
遊びのつもりだったので、こんなにゴルフで大成するとは龍作さんも思っていなかったとのこと。
龍作さんはトラ一筋のタイガースファンで、『物干し竿』で有名な元祖ミスター・タイガース、藤村富美男さんの大ファンだったそうです。
熱烈なタイガース愛も、龍作さんから受け継いだ勝みなみさん、メディアなどに対しても、時折タイガースへの熱い思いを語ることがあります。
勝みなみの熱いタイガースへの愛!コースで戦うには六甲おろしが不可欠
阪神ファンとしては必須なのかも知れませんが、勝みなみさんは、阪神タイガースの応援歌『六甲おろし』を3番まで歌えるそうです。
中学入学までのドライバー、フェアウエーウッド、パターのヘッドカバーはすべてタイガース印のものだったそうです。見てみたかったですね。スマホに買い替えるまで携帯電話のストラップも全部阪神グッズ。大阪ならそういう方も見かけそうですが、鹿児島にもそれほどのファンがいると、タイガースとしても嬉しいでしょうね。
ラウンド中に、口が動いているのを、何をしゃべっているか聞かれたことがありますが、六甲おろしを歌ったりしている、と答えました。ちょうどいい感じに闘争心と平常心が保たれるのかも知れませんね。勝みなみさんの勝利を支える大事な歌なのでしょう。
2021年5月のインタビューで阪神タイガースについて触れると、活躍中のルーキー、佐藤輝明選手について、『す~っごいですね。新人なのに全然そんな感じがない。三振もあるけど、打つじゃないですか。私は“佐藤”じゃなく“輝明”と呼んでますから』との答え。入れ込みようが伝わりますね。
『私が優勝して、阪神にいい流れを持ってこれたら』とも話され、もはや一心同体な感じになっていますが、阪神タイガースとしても嬉しいエールですね。
これから阪神タイガースの始球式に欠かせない?オファーはあったのか
そんな阪神愛の強い勝みなみさんですが、大の阪神ファンで、ゴルフでもトップクラスの活躍をされているとなると、阪神戦での始球式に是非登場してもらいたい存在ですよね。
苗字は『勝』ですし、名前の『みなみ』も、野球を舞台にした漫画『タッチ』の浅倉南から取ったそうですから、条件がそろい過ぎています。
これまでに始球式のオファーはあったのでしょうか。
実は、勝みなみさん、高校1年時に史上最年少でバンテリンレディスオープン優勝をされた直後に、阪神タイガースから、甲子園での試合で始球式のオファーがあったそうなのです。
ご本人も乗り気だったものの、試合期間中以外は、高校生活や日々の練習を優先したい、との理由で断られました。
いやー、そこは勝みなみさん、やっぱり凄いですね。浮かれて練習や勉学を疎かにすることなく、しっかり断るというのは、凡人にはできません。私なら喜んで行ってしまいますね。
その後、2015年に鹿児島県内で行われた高校野球の大会では、始球式に登場されました。
高校に進学される際には、ゴルフの強豪校からの誘いを断り、「違う分野の人とのコミュニケーションも必要」とのことから、ゴルフ部のない、自宅から通える高校を選ばれたというのも、始球式のオファーを断ったことに通じる、信念を感じますね。
ゴルフ以外の事からも、いろいろな刺激を受けて吸収する柔軟性があるのでしょうね。
これからの活躍がますます楽しみですね。
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