女帝小池百合子の書評や感想を投稿している中田敦彦以外のYouTuber

お笑いコンビ『オリエンタルラジオ』の中田敦彦さんが、2021年9月29日夜に、ご自身のYouTubeチャンネル『中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY』で、東京都知事、小池百合子さんについての動画を投稿したものの、数時間で非公開にしてしまうという出来事があり、物議を醸しています。

動画のタイトルは『東京都知事の謎多き半生に迫る!東京の救世主か?権力の頂点を目指す女帝か?』となっていました。

2020年に、東京都知事選挙があり、小池百合子さんが再選されましたが、その直前、小池百合子さんの半生を描いた書籍が発売されました。ノンフィクション作家、石井妙子さん著で『女帝 小池百合子』というタイトルなのですが、小池百合子さんが以前から疑われていた経歴ごまかしの裏付けになるような内容が含まれていました。

今回の動画は、その『女帝 小池百合子』の内容に沿って話が構成されていたため、小池百合子さんにとっては、拡散されるのは好ましくないような状況でした。

そのような動画が、公開後すぐに非公開となったということで、『圧力か』という声も上がっています。一体何があったか気になるところですが、今後中田敦彦さんご本人や、小池百合子さんから言及があると良いですね。(小池百合子さんからは、よっぽどの大騒ぎにならない限り、反応はないでしょうね)

もう、中田敦彦さんのチャンネルでは観られない内容なのですが、実は、この『女帝 小池百合子』が発売された時、多くのYouTuberさんがこの著作についての書評や感想を発信されました。

それらは今でも観られますので、いくつかピックアップしていきたいと思います。

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『一月万冊』で清水有高と安富歩が小池百合子の生い立ちから分析

YouTubeチャンネル『一月万冊(ひとつきまんさつ)』とは、読書家で経営者の清水有高(しみずゆうこう)さんが、様々な社会問題について、鋭い考察を持つ著者を招いて毎日対談動画を投稿しているチャンネルです。

そこで、レギュラーメンバーとなっている安富歩(やすとみあゆみ)さんと、『女帝 小池百合子』について複数回に渡って対談をしました。そのうちの2回分をご紹介します。

東大教授と語る【小池知事のカイロ大学首席卒業】問題について。

↑こちらの動画では、小池百合子さんが、エジプトのカイロ大学を首席で卒業した、という経歴を否定するような証言について解説しつつ、このような、いわば経歴のハッタリを簡単に信じて、それで小池百合子さんを信用してしまうような世の中のおかしさについても話されています。

東大教授と語る・小池知事【カイロ大学首席卒業問題】を子供時代の虐待と暴力の観点で考える。

↑こちらの動画では、小池百合子さんが、過剰な自己演出で出世の道を歩んできたことについて、幼少期からの心の傷が原動力になっているのではないかということを、スイスの心理学者、アリスミラーの主張も参考に話されています。

また、小池百合子さんを支持してしまう世の中も、幼少期からの心の傷を押さえつけて生きている人々で満ちているとも分析しています。

『郷原信郎の「日本の権力を斬る!」』では、都政の問題とも絡めた話

『郷原信郎の「日本の権力を斬る!」』というチャンネルでは、弁護士の郷原信郎さんが、主に自民党政権の批判や、政治の問題について日頃から発信をされています。

郷原信郎さんは、最近では、2021年8月の横浜市長選挙に立候補を表明したものの、その選挙で立憲民主党や共産党などが推していた山中竹春さんに様々な問題があるとして、落選運動に専念する、という活動もされました。

「女帝 小池百合子」“学歴詐称疑惑”を斬る!

↑こちらの動画では、小池百合子さんの都知事再選が有力視されていた時期に、それまでの都政について批判しつつ、『女帝 小池百合子』の内容にも触れ、経歴の問題についてお話をされました。

郷原さんは、経歴だけでも大問題であるとしながらも、同じような虚飾が、小池百合子さんのこれまでの政治家としての活動全体を覆っているとしています

また、郷原さん自身が、石井妙子さんから『女帝 小池百合子』のための取材を受けていたことも明かし、石井さんと、理解が一致していたともしています。

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『茂木健一郎のもぎけんチャンネル』では、流されやすい日本人に言及

『茂木健一郎のもぎけんチャンネル』は、脳科学者として有名な茂木健一郎さんが、脳科学の切り口で教育や社会問題について発信されているチャンネルです。

2021年のオリンピックについては、オリンピック開催を擁護する発言から、否定派の方々とツイッター上でバトルになったこともありました。

『女帝 小池百合子』の面白さについて!

↑こちらでは、学歴については、問題ではあるけど、事実の検証はやりたい方に任せる、としていて、より興味を持ったのは、小池百合子さんが出世して来た日本の状況の方だ、としています。

小池百合子さんがもてはやされた時の「マドンナ旋風」などのように、軽薄な流行で有権者が簡単に流されてしまうことに、日本の政治風土の未熟さのようなものを感じているとのこと。

また、石井妙子さんのようなノンフィクション作家の著作活動は、膨大な量の取材に支えられていて、こういう本が沢山売れないと、ノンフィクションの分野が廃れていってしまうので、是非興味のある人は本を買って読んでください、とも話されています。


以上、『女帝 小池百合子』について書評や感想を述べられている3つのYouTubeチャンネルをご紹介しました。興味のある方は動画も観て、本も読んでみましょう。

社会
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コメント

  1. 杉田基二 より:

    また、今日のニュースで都民ファーストの会が国政にとありますが、小池氏自身は都政を十分務めあげているとお考えのようです。しかし、私たち都民府中市民からすれば、ワクチン予約不可能ですし、もともとコロナの問題は感染症として2年前から始まってしますが、今日では既に市中にあり、各個人の体内ではなく、回復する過程での排泄に含まていると考えるのが妥当と思われます。したがって、それは下水であり、最近では見かけませんがし尿であります。この点について、役割は東京都にあります。考えてみてください、下水処理場は東京都です。それの施工、構造基準は昔の厚生省に示されています。たとえば、最終処理後の放流は塩素、次亜塩素酸注入後接触時間がしかしコロナには短すぎます。アウトです。こんな容易なことさえ対策していません。さらに、言わせて頂ければ、小池氏は豊洲の有害物質の問題でも専門家、専門家と自分では判断せず長引かせた挙句、コンサルの主導ではなく、ただ汚水処理能力のアップで済ませています。これも、豊洲の設計は都庁の役人が練った計画で内容的には処理能力のアップですし、この時すでに小池氏は汚水処理に関してお勉強されていると思われるのに自分の管轄の下水処理等に触れず、コロナ禍にわざわざ菅総理に相談の面会をしていますが、もともと感染症の対処については自治体にあるので、自分のアピールか、責任逃れかしれませんが国政の権力闘争に都民を巻き込まないで欲しいです。