Uber Eats配達員は稼げる?新料金体系でスキマ時間活用しやすくなるか【2021.3月】

2020年の、新型コロナウイルス感染拡大で、外出自粛やテレワークの推進で、フードデリバリーの利用が一気に活発になりましたね。また、これまでのお仕事では収入が足りなくなり、フードデリバリーの配達員を、スキマ時間でやってみたり、はたまたお仕事を辞めて配達員一本で稼ぐようになった方も出てきているようです。

フードデリバリーは、以前は個々のお店で出前という形でやっていたものが主流であったと思いますが、Uber Eatsが出てきてからは、今までデリバリーをやっていなかったお店からも配達をしてもらえるようになりましたし、加盟店が増えることで、普段なかなか行けないお店だったり、行列に並ばないと入れないお店だったり、というところにも注文をできるようになって、それをご家庭で楽しめるということで、消費者にとってはものすごくありがたい時代になりました。

それに伴って、デリバリーの配達員さんになって稼ぐ方も増えてきています。私の周りでもUber Eatsの配達員をやって、今までのお仕事の収入が減った分を補填している方もいますので、配達員を始める方が増えて、競争が激しくなったという状況もあるようです。2020年の4月頃の緊急事態宣言前後に配達員を始めた方からは、かなり稼げるというお話しが聞かれましたが、今はどうなっているんでしょうね。

2021年3月からは、福岡市、京都市を皮切りに新料金体系が導入されて、ちょっと炎上しているなんて話もあります。フードデリバリーのサービスも増えてきているようですし、いろいろ気になりますね。

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Uber Eatsのサービスと配達員の報酬体系。配達エリアも拡大中

Uber Eatsは、アメリカで2014年に立ち上がったサービスで、日本では、2016年に東京でスタートしました。スマホ、PCがあれば、気軽に注文し、届けてもらえる便利なサービスですね。登録した届け先だけでなく、外出先などでも、エリア内であれば届けてもらえるので、仕事場や、お花見をしているところに届けてもらうということも可能であるのが画期的です。決済は、事前に登録したクレジットカードやデビットカードなどで、完了時に自動で引き落とすものが基本ですが、10,000円以下の注文は現金払いも可能。

Uber Eatsの利用料金は?

Uber Eatsで注文する際には、商品代金に加えて、配達手数料、サービス料、少量注文の際にかかる手数料、といったものが加算されます。

サービス料は、基本的には商品代金の10%が加算されるようです。アメリカなどでは、レストランではチップを払うのが当然の文化ですので、それに相当するのでしょう。日本でも、ちょっと高級なお店でディナーをすると、自動的に加算されたりしますね。

少量注文というのは、商品代の合計が700円未満の際に、150円加算されるものです。

配達手数料は、お店から届け先の距離や、そのエリアに配達パートナーが十分にいるかどうか、その時の天候、などを考慮して変動するようになっています。

上記のような手数料も加わる上、お店としても、利益を出すために商品代金そのものを高く設定していることがあるので、お店で食べるよりかなり割高になることがあります。特に、700円未満の商品の場合ですと、480円のハンバーガー1個だけ注文すると、配達してもらうと1,000円近くかかる、という感じですね。

それでも、あのお店のあの料理をおうちで食べられるなら、という便利さのメリットが上回れば、利用することになります。

Uber Eats配達パートナーの報酬体系

一方、Uber Eatsの配達パートナーの報酬体系はどのようになっているのでしょうか。

報酬は、【基本料金】(×【ブースト】)+【クエスト】ー【手数料】

となっています。

基本料金は、【受取料金】+【受渡料金】+【距離料金】で構成されていて、現在の東京での設定を入れてみますと、【265円】+【125円】+【60円/km】となります。

ブーストは、注文の多い時間帯やエリア、天候などにより、報酬にかかる倍率です。時間帯で言いますと、ランチやディナーの時間帯、平日よりは休日、ということになります。

クエストは、一定期間に、提示された回数の配達を達成すると加算されるボーナスのような報酬です。たとえば「3月10日から3月13日の間に15回の配達を完了すると¥1,650を加算」といったものです。しっかり稼ぐ人は、クエストもこなすことを計算に入れて費用対効果を算出しています。

手数料は、配達料から10%、Uber Eats側が取っていく金額ですので、差し引かれます。

Uber Eatsを、生計を立てる収入として考えていく場合、クエストの金額も入れて、時給1,500円を超えていくかどうかを目安にする人が多いようです。かなり慣れた方でも、ブーストなどで条件がそろわないと、時給2,000円を超えていくのは難しいようです。

福岡市、京都市から新料金体系を適用。働きやすいけど、収入減?

Uber Eatsの配達パートナーは、個人事業主として、Uber Eatsに登録をし、1日12時間以内なら、自分の好きな時間にアプリを起動し、依頼を受け付け、配達の仕事を請け負うことができます。

働く時間を自由に設定でき、熟練も必要ないため、副業として人気が高まっていたところに、コロナ自粛という環境の変化も伴って、更に注目されるようになりました。

Uber Eatsのサービスが提供されているエリアでは、よく、Uber Eatsのバッグを背負って自転車に乗っている配達員さんを見かけると思いますが、登録に際しては、自転車、バイク、あるいは軽貨物車両を登録するようになります。あの、配達員さんが背負っているバッグは、自前の保温バッグでも良いそうなので、配達員さんが必ず持っている、というものではないようです。

まだ配達パートナーが不足気味の時期は、報酬も良く、いいアルバイト、という感じだったようですが、なり手が多くなってきてからは、少しずつ報酬体系の改定が行われ、以前よりは厳しくなってきています。

最近では、2021年3月1日から、新料金体系がスタートし、まずは福岡市と京都市で適用となりました。内容としては、

1.依頼が入った時点で、商品の配達先までの地図が表示される。
(以前は、商品を受け取りに行くお店しか表示されず、配達先がどのくらい遠いかは依頼を確定させないと確認できなかった)
2.配達に関わる時間についても料金計算に算入される。
(以前は、商品を受け取りにお店に行っても、待たされる時間があったり、配達先の住所不備で配達に予想以上の時間がかかったりしても、料金は変わらなかった)
3.依頼が入った時点で、配達にかかる距離、時間など詳細情報、受け取れる報酬が分かる
(以前は、依頼を確定させるまでは、商品受け取り先の場所しか表示されなかった)
4.依頼を受けた場所から、商品受け取り先のお店までの移動時間にも、料金加算がされる。
(以前は、商品受け取りのために長距離を走っても、報酬は発生しなかった)

このような変更点があります。以上を見てみますと、配達パートナーにとっては、いいことが多いように思えますが、実際に適用が始まってからの新聞などの情報を見ますと、報酬は3割程度下がっているとのことです!

また、Uber Eatsの配達パートナーをやっているYouTuberの方が結構いるのですが、そういった方々の発信を見ますと、3割どころではない下がり具合に苦しんでいる方も多いように見受けられます。3月1日の朝から配達をされている方々は、報酬が130円!とか悲鳴の嵐でした。

さすがに130円とかはバグだったようですが、修正がかかっても300円程度になっているようで、同じような案件でも倍くらい報酬あったのに・・・という声が上がっています。300円というのもバグで、まだ修正がかかるのでは、という憶測もありますが、Uber Eats側もおそらく対応に追われていて、公式な見解は出ていないようです。

まだ様子を見てみないと分からないことは多いと思いますが、新料金体系では、配達パートナーさんの報酬は全体的に下がるであろうという状況です。

ただ、今回、良くなる点としては、依頼が入った時点で、この配達でどこまで行って、どのくらい時間がかかるのか、ということがすぐに分かるので、スキマ時間で目いっぱい働きたい人にとっては、限られた時間であと1本仕事を受けても大丈夫か、という判断ができやすくなるということがありますね。

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Uber Eats配達パートナーがよく使う業界用語?隠語?のようなもの

Uber Eatsパートナーの間では、業界用語のようなワードが次々に生まれているようです。基本的に、個人事業主として、個人で仕事を請け負う形態なのですが、やはり業務の情報交換などのために横のつながりができてきているようです。

また、配達パートナーに対してUber Eatsの方が圧倒的に力関係が上にあるため、次第に配達パートナーの労働環境が悪化したり、報酬の改定が不透明になっていることなどから、配達パートナーで労働組合を設立した事例なども見られるようになりました。

そんな配達パートナーの間で使われている用語を挙げてみました。

ウバッグ:Uber Eats配達用の大型リュックサック。大きくUber Eatsと書かれている。
ウバ活:配達パートナーがUber Eatsの配達員として稼働すること。
ドロップ:配達のこと。ロングドロップは長距離配達で、効率が悪く嫌われる傾向。
ダブルピックアップ:1件のレストランで2件分の商品を受け取り、2件配達すること。
数珠鳴り:1件の配達が終わる前に次の配達の依頼が入ること。
熟成案件:配達パートナーが見つからなかったりして、注文から時間が経ってしまっている案件。自分のせいでなくとも、配達パートナーにBAD評価がついてしまうことがある。
シミ:報酬がブーストされるピーク料金のこと。マップ上に倍率の上がるエリアがシミのように表示されるためこう呼ばれる。
受けキャン:一度受けた依頼を配達パートナーがキャンセルすること。依頼を受けてから内容を吟味し直して、気が変わった場合など。パートナーの評価には影響ないとされる。
マック地蔵:マクドナルド周辺で待機してマクドナルドからの依頼を待つ配達員のこと。

などなどありますが、これはほんの一部で、日々アップデートされていっているようです。是非更に調べてみて下さい。

Uber Eats配達パートナーはこれから稼げるのか?他のデリバリーサービスは?

サービス提供エリアもますます増えて、身近になってきているUber Eats。配達パートナーにとっては競争が更に激しくなり、これからも稼げる仕事として残っていくのかは不透明な状況ですね。

最近の料金体系の変更などを見ても、しっかり稼げる、と言えるほどの報酬を得るには、それだけ熟練して、効率よく依頼をこなせるようにならないと厳しくなっていきそうですね。Uber Eats側が配達パートナーをもっと増やしたいという段階でしたら、まだ慣れない人でも稼げた時代はあったと思いますが、これからはそうはいかなそうです。

ただ、そこは配達パートナーの方々もいろいろな対応をしていて、他のデリバリーサービスが次々立ち上がっている状況を見て、そういったサービスの配達員を掛け持ちすることで、よりよい条件で働けるサービスを機動的に選択して収入を確保している、という方も増えてきているようです。

新興のデリバリーサービスにとっては、まずはシェア拡大を図りたいので、配達員にはまずキャンペーン価格のような報酬設定をすることも考えられますから、そういった機会を逃さず利用するのも一手ですね。

デリバリーサービスが数多く立ち上がると、淘汰、統廃合が進んで、報酬の相場も落ち着いていくことになるのでしょう。その頃には、やはりある程度熟練して効率的に業務をこなせる配達員さんが、勝ち残る状況になっているのかも知れませんね

消費者にとっては競争でサービスが洗練され、価格が落ち着いてくるのはいいことですが、それまで翻弄される配達員さんは大変ですね。

現在のところ、Uber Eats以外に伸びてきているサービスを挙げておきます。どれが勝ち残っていくのか注目ですね。

出前館

menu

fineDine

楽天デリバリー

Wolt

エニキャリ

Chompy

ごちクル

FOODNEKO

DiDi Food

foodpanda

くるめし弁当

以上です!こちらは、2021年3月10日時点の情報に基づいていますが、現在、変化の早い業界であるため、どんどん情報は変わってくることと思いますので、ご了承ください。

2021年3月24日追記。新料金体系に修正かかったか?

上までの記事は、3月10日時点の情報に基づいて書きましたが、その後の情報を追ってみたところ、どうやら報酬に対して修正がかかり、配達員にとっては正常化に近い方向に戻ったかな、という状況が見られています。(2021年3月24日時点の情報)

新料金体系適用初日は、1件の報酬が100円台などで炎上、それに修正がかかっても、300円均一みたいな状況が多く見られたようなのですが、報酬も、新料金体系適用前に近い水準まで戻ってきているようです

Uber Eatsの配達パートナーをされながらYouTubeで発信されている方の情報を見ますと、京都市で2時間稼働して2500円くらいの報酬を稼げています。詳しくはこちらをご覧ください。

報酬が以前のレベルに戻れば、システム的には、パートナーにとって便利な機能が追加されているので、より働きやすく、スキマ時間をフル活用して稼げるお仕事に近づくかな、と思えます。

働く人にとってよりよいシステムに成長していってくれることを祈ります。

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