前田穂南、オリンピックマラソンの次は駅伝。過去の天満屋での成績は

2021年10月24日は、プリンセス駅伝が開催。(TBS系列で11:50より生中継)

プリンセス駅伝は、11月28日に宮城県で行われる、実業団女子駅伝日本一を決定する『クイーンズ駅伝』の予選会となっています。

クイーンズ駅伝の出場権を獲得するのは20チーム。6区間42.195kmの勝負です。

今回のプリンセス駅伝には、東京オリンピックに出場した陸上選手もエントリーしていますが、その一人が前田穂南さん。

東京オリンピックでは思うような走りができなかったようですが33位で完走。オリンピック以来の大会出場となりますが、どのような走りを見せるのでしょうか。

前田穂南さんのプロフィール、オリンピックの振り返り、所属する天満屋での成績など見てみましょう。

※2021年のプリンセス駅伝には、前田穂南選手は故障のため欠場となってしまいました。

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前田穂南の名前は鈴木保奈美が由来?小学校からマラソンで才能発揮

前田穂南さんのプロフィールです。

前田穂南(まえだほなみ)
生年月日:1996年7月17日(年齢25歳。2021年10月現在)
出身地:兵庫県尼崎市
身長:166㎝
尼崎市立園和北小学校卒
尼崎市立園田東中学校卒
大阪薫英女学院高等学校卒
2015年 高校卒業し、天満屋入社
ツイッター

名前の由来は、ご両親がテレビドラマ『東京ラブストーリー』のファンで、主演の鈴木保奈美さんの名前から、同じ読みの穂南にしたそうです。

小学5年時から陸上競技をはじめ、6年生では校内マラソンで優勝しました。

中学では、尼崎市中学総体で、800m、1500mで優勝

高校では、インターハイ大阪府大会の1500mで大会新記録で優勝したものの、全国高校駅伝には、強者揃いの強豪校だけあり、補欠での登録に終わってしまいました。

高校の駅伝で走れなかったことは、その後の活躍へのバネになったそうです。

前田穂南はオリンピックマラソンでは33位。悔しいレースを振り返り

前田穂南さんは、東京オリンピックに女子マラソン代表として出場されましたが、結果は33位となりました。タイムは2時間35分28秒

ご本人としても、出場できたことはうれしいが、自分本来の走りが出来なくて悔しいと振り返っています。

オリンピック代表の座を勝ち取った選考レースでのタイムは2時間25分15秒でしたし、2021年1月には自己ベストの2時間23分30秒を叩き出していただけに、確かに実力が出し切れなかった悔しさはあるのでしょうね。

東京オリンピックで優勝したケニアのペレス・ジェプチルチル選手のタイムは2時間27分20秒

コースやレース展開でタイムは大きく変わるので、簡単に比較はできませんが、前田穂南さんにも上位に食い込める実力はあったと思えます。

実は6月に足首を痛めていた前田穂南さん。オリンピックのレースでは、足がついてこない感覚で、苦しみながらなんとか完走されたと話されていました。

プリンセス駅伝や、今後のマラソンで、また調整ができた状態での走りが見られれば、いい記録も出て来るでしょう。期待ですね。

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前田穂南の天満屋での成績。マラソン、駅伝の出場で力を伸ばす

2015年、天満屋に入社されてからの前田穂南さんは、駅伝や、様々な距離の競技に出場され、力を伸ばしてきました。

天満屋の方針としては、マラソンをメインに考えていて、駅伝は、マラソンで好成績を出すための調整と位置付けているようです。

そのため、マラソンで成績を伸ばせそうな若手に、3区、5区の10km台の区間を任せることが多いです。

駅伝でスピードと勝負強さに磨きをかけて、マラソンにつなげるという強化方法を取っています。

前田穂南さんは、天満屋では以下のような自己記録を作っています。

3000m9分23秒062016年7月7日
5000m15分35秒212020年7月4日
10000m32分13秒872018年7月11日
ハーフマラソン1時間09分08秒2019年12月15日
30km1時間38分35秒2020年2月16日
フルマラソン2時間23分30秒2021年1月31日

天満屋の代表として出場した駅伝では、以下のような成績です。

大会区間距離区間順位天満屋の順位
2015プリンセス駅伝5区10.4km10位4位
クイーンズ駅伝6区6.795km7位8位
2016クイーンズ駅伝5区10.0km11位6位
2017クイーンズ駅伝5区10.0km6位5位
2018クイーンズ駅伝3区10.9km5位2位
2019クイーンズ駅伝3区10.9km3位4位

今年のプリンセス駅伝、クイーンズ駅伝ではどのような走りを見られるのでしょうか。その後のマラソンでの活躍も楽しみですね。

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