鈴木彩香(女子ラグビー日本代表)イングランドプレミアシップのワスプスで活躍

2019年のラグビーワールドカップ日本大会は大変な盛り上がりとなり、日本代表の活躍も感動を与えてくれました。ラグビーは男のスポーツというイメージでファンが増えてきていますが、女子ラグビーも年々盛り上がりを見せています。

2021年は、ニュージーランドで女子ラグビーワールドカップが開催されます

女子の日本代表も、世界ランク12位と健闘中で、更に力をつけてきています。

そんな中でも、現在、3名の日本人選手が、海外の一流クラブに参加し、活躍中です。

今回は鈴木彩香(すずきあやか)選手について調べてみましょう

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鈴木彩香選手、英プレミアシップのワスプスFCレディースに移籍

鈴木彩香選手は、女子ラグビー日本代表で、主にセンターを務めている選手です。7人制ラグビーでも代表経験があり、リオデジャネイロオリンピックでは、フォワードのポジションで出場していました。

プロフィールは、

鈴木彩香(すずきあやか)
1989年9月30日生まれ
神奈川県横浜市出身
168㎝、64㎏、ポジションはスタンドオフ、センターなど
2005~神奈川県立鶴見高校
2008~関東学院大学
2012~立正大学大学院
2014~アルカス熊谷
2020~ワスプスFCレディース

国際大会出場経験
ラグビーワールドカップセブンズ2009 女子7人制日本代表
ラグビーワールドカップセブンズ2013 女子7人制日本代表
リオデジャネイロオリンピックラグビー 女子7人制日本代表
女子ラグビーワールドカップ2017 日本代表

ラグビーを始めたのは、小学3年生でタグラグビーに出会ったのが始めのようです。翌年から横浜のクラブチーム「YC&AC」でラグビーに本格的に取り組み始めました。中学、高校では、陸上部に所属しながらクラブチームでラグビーを続け、高校では、陸上で全国大会に出るほどで、ラグビーから遠ざかる時期もあったそうです。

それでも、2007年には7人制U-23日本代表のセレクションに合格、同年の香港セブンズに出場しました。2009年からは、7人制日本代表に定着しました。同時期に、15人制でも、日本代表に選出され、ワールドカップ予選に出場しています。

陸上でも才能を発揮し、ラグビーでは、7人制でも15人制でも代表に選出されるなんで、素晴らしい選手ですね!私自身、ラグビーでは下のレベルでやっていた経験がありますが、7人制と15人制は基本は同じでも、別の対策が必要で、両方で代表をこなせるというのは、とてもとても大変だなということは分かります。

英プレミアシップ・ワスプスで挑戦!同ポジションの競争は激しい

2020年、日本代表ヘッドコーチのレスリー・マッケンジーの勧めでイングランドプレミアシップでのプレーを決断したものの、ワスプスとの話を進める中では、同ポジションにはイングランド代表もいるので出場は厳しい、との返答を受けていたようですが、それでも得るものが大きいと考え、自身の経験を日本に持ち帰り、所属チームや日本代表の役に立てたいとの願いがあるようです。

2020年11月に渡英後、12月12日のセール・シャークス戦に出場し、勝利に貢献しましたが、その後はまだ出場機会がないようです。2020年は、コロナ禍でスポーツ選手にとっては難しい年になりましたが、大きな決断をし、11月に世界最高峰のイングランドプレミアシップに移籍、間もなく出場を果たすなど、かなり目まぐるしく、タフな年になったと思います。

挑戦の様子は、インスタグラムnoteで報告をされているので、是非見て応援しましょう。

YouTubeで見つけた試合の動画で、ワスプスでのプレーを見てみましたが、大きな選手相手にしっかり体を当てて、激しいプレーをしていました。出場機会が増えれば、もっといいプレーが見られそうな期待が持てました。是非多くの試合で勇姿を見たいですね。

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イングランドの経験を日本代表に生かす!ワールドカップ8強を目指せ

上でも触れたように、ワスプスと話を進める中で、試合に出るのは難しいとの状況は分かっていたとのことですが、日本代表がワールドカップでベスト8に入るために、自分自身をレベルアップさせたいという思いで決断に至ったようです。

実際にイングランドに行ってから、わずかな間でも、ラグビー文化の違いや、国民の中でのラグビーへの親しみなど、日本との違いをかなり感じて、学んでいるようです。

試合の出場メンバーを決める練習では、みんな殺気立っていて、プロとして激しい競争の中にあるのを実感しているようですが、そういった相手とワールドカップで戦い、勝つためにはどうしたらよいか、真剣に考えるようになったとも言っています。

イングランドにいる間には、チームの下部組織でコーチングに携わる時間も予定されているので、選手としても、チームを引っ張るリーダーとしても、多くの経験を積んできてくれそうですね。

このような経験を持ち帰り、日本代表の更なる活躍につなげたいと意欲的に取り組んでいるようですし、女子ラグビーワールドカップも日本開催されるといいなと話されています。日本で開催となったら、またみんなで盛り上がれますね。楽しみに注目していきましょう!

ラグビー
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